【平成を振り返る】30年の車の変化

平成と言う時代の終わりと、新たな年号へと変わる事が決まってからは多くのサイトでも「平成の名車」と銘打った記事を沢山見てきました。

私も車を触る仕事に就いた時期がすでに平成と言う時代であり、現在まで自動車と共に平成を過ごしてきました。

日本の自動車にとって平成と言う時代はどんな時代であったか?

今回は特定の車種にスポットを当てるのではなく、平成の中で感じ取れた業界の流れを私個人の視点から振り返ってみたいと思います。

平成の幕開け

平成の始まりは1989年1月8日と知識が乏しかったので調べてみたところそう記載がありました。

では自動車にとって平成になったことで大きな転機があったとするならばどのようなことでしょう?

日本のモータースポーツは既に活発に活動されており、現在なら名車と呼ばれる市販車も昭和と言われる時代に多く販売されております。

あえて大きな変化があったと言うなら昭和の後期1988年(昭和63年)に発売された日産シーマの登場が印象に残っております。

初年度の販売台数が36400台とそれまでの3ナンバー車からは考えられない販売台数であり、平成3年までに12万9000台を売り上げました。

初代シーマは町中のいたるところで目撃できバブルの象徴とも言えます。(後にシーマ現象と呼ばれます。)

同年の1988年には日産シルビアも発売され、(5代目S13型)1993年販売終了までに約30万台販売されました。

翌年には姉妹車の180SXが発売され昭和から平成へと時代を越えて自動車業界を盛り上げるのに大変貢献した車達だと思います。

 

平成を象徴する車と言えば。

平成と言えば一台に絞るのは難しいですが、外せない車両はありますね。(笑)

1989年8月21日に発売された日産スカイラインGT-Rです。

(写真はBNR32型の物ではありません。申し訳ございません。)

先代GT-Rから16年の時を経て平成元年に復活したBNR32型日産スカイラインGT-Rは正に平成を象徴する一台と言えるでしょう。

当時の日産がレースで勝つために開発された車両は名機RB26DETT型エンジンを搭載し、先進のトルク配分する4WDシステムを装備しており日産の思惑通りにレースでは圧巻の成績を残すことになります。

張り出した前後左右のフェンダーと専用グリル、リアには専用ウイングと伝統のGT-Rのバッチ、佇んでいるだけで放たれるオーラは他を寄せ付けず圧倒します。

GT-Rと言う車は自動車と言う枠を越えて日本の物作りの誇りと言っても過言ではないくらい素晴らしい。

この車両に関してはまた別にスポットを当てて記事が書けたらいいなと思っております。

 

より強い車両を

日産GT-Rの登場以降は各自動車メーカーから使命のように強い車両が次々と登場しました。

MAZDAはRX-7(FD3S型)トヨタはスープラ(A80型)を登場させてモータースポーツでも対峙することになります。

この時代はアフターパーツも豊富に販売され、各車改造も活発に行われました。

先に発売されている日産シルビア、180SX、トヨタのレビン・トレノ(AE86)等そのシーンに合わせて各車両が活躍します。

90年代は車好きにはたまらない時代でしょう。

各社がより高性能な車両を開発していくのはなにも平成に限ったことではないでしょうが、発売した車両がオーナーに愛され根強い人気を支えたのは事実だと感じます。

発売後数年経って人気に火が付くと言うのも中古車市場よくある光景だとも言えますね。

シルビアもデートカーとして意識して開発され、後にチューニングブームの中心に位置することになりますし、AE86もピーク時に漫画によって更に人気に拍車がかかることになります。

これらの車両も危険運転の社会問題や景気の後退によって影を潜めることになりますが今尚根強いファンには人気の車両であり平成を象徴する車達であると思います。

D1等に代表されるドリフトをプロ競技へと確立するのに貢献した偉大なる車両たちですね。

 

個性的な車両といえば。

 

スポーティーは話題に寄りがちですが平成の個性的な車両も多くあります。

個人的に印象に残っている中では日産フィガロですね。

1991年と1992年に発売された日産フィガロ(FK10型)

日産は1987年にBe-1、1989年にパオを発売し、続けてフィガロをパイクカーとして登場させています。

パイクカーとはレトロ調であったり先進的であったりとスタイリングが特徴的な自動車の一つ

Wikipediaから

初代マーチをベースにドレスアップ、エンジンはターボ付きになり、車内もレトロ調に作りこまれています。

これらのシリーズは現代の衝突安全基準に適合するのが難しいデザインであり、これからの似た車両の登場は望み薄いでしょう。

限定2万台を抽選にて販売されたフィガロは専門ショップもあるぐらい人気が高く、海外でも日本と同じ右ハンドル主流のイギリスでは人気が高く多く輸出されたようです。

後に発売されたラシーン等もありますが、パイクカーとのコンセプトから少し外れたものですし、デザイン的にもフィガロのほうが完成されているかと思います。

最近では映画「探偵はBARにいる。」の中で登場していたのでより印象深いく感じのかもしれませんね。

 

その他の傾向

現在においてはエコなハイブリッド車中心なライナップに感じますが、そこに至るまでには様々な過程があります。

自動車の楽しみ方も多種多様でゼロヨン、ドリフト、公式の競技やレースと様々に活動されている方がおられると思いますが、STYLEを重視に楽しむUSDMや北米モデルの輸入車両を楽しむ方も見えますね。

今回は平成と言う時代を振り返ることにスポットを当てて記事を書いてきましたが、短い言葉で表現するなら平成と言う時代は個性と強さを求めた時代に個人的には思っております。

今日であれば低燃費で環境性能を主軸に新しい車両がメインに販売されておりますが、まだ歴史は浅いと感じ、平成には刺激的な車両が多く販売されたと言う事実があります。

どの業界にもトレンドはあり、サイクルも存在すると私は思いますのでまたパワフルで運転することに刺激的であり、個性的な車両が登場するのではと期待。

2019年にはトヨタも新型スープラを復活させ、MR-2、セリカの復活もちらつかせております。

勿論現代の環境基準を満たしての登場でしょうが明るいニュースだと私は素直に喜んでおります。

新しい時代の幕開けには相応しいですよね?

平成初期の車両は人気のあるものは海外へ輸出されていく傾向があります。

今後入手が難しくなる車両も多くなっていくと思いますので購入を検討している方は運命を感じたら思い切って購入したほうがいいかもしれません。

また今後個別に平成の車両を紹介できる記事が書けたらいいなと思っておりますので宜しくお願いいたします。

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