Intelはメインストリーム向けCPUとして第9世代CPUとなる3モデルを発表しました。
注目すべきモデルはメインストリーム向けとしては初となるi9のブランドネームを与えられたcore i9 9900kで8コア/16スレッド・ターボブート時最大5GHzに達し、Intel史上最高のゲーミングCPUと言われるモデル。
フォートナイトでは224FPS、レインボーシックスシージでは309FPSと驚きのFPSを記録しているようです。
今回の発表ではcore i シリーズとしてi9-9900k i7-9700k i5-9600kと3モデル発表され当初北米では10月19日解禁のようでしたが10月27日に延期になったようです。
メインストリーム最強になるであろう9900k
やはり個人的に気になるモデルはi9-9900kであります。
8コア/16スレッド
ベースクロック 3.6GHz
ターボブート時最大 5GHz
キャッシュ 16MB
TDP 95W
気になるスペックはざっくりこんな感じですがその他は先代となる8700kとほぼ同じです。
新しい機能としてはインテルエクストリーム・チューニング・ユーティリティー(Intel XTU)と呼ばれる高度なオーバークロック設定ができるツールに対応。
はんだ使用によりサーマル・インターフェース・マテリアル(STIM)の拡大、今回はグリスではなくソルダリングされております。
第9世代CPU登場でチップセットも新たにZ390が登場します。
新しい機能としてはUSB3.1 Gan2に対応したのとインテルwireless-ACですね。
嬉しい情報としては第9世代CPUはチップセッ300シリーズと互換性がありZ370等のマザーボードで使用できるとのことです。
注意したいポイント
今回登場する第9世代CPUでは今まで普通にあったInte Hyper-Threadingですが対応してるのは今のところi9-9900kのみというところです。
それによってi7-9700kは8コア8スレッド、i5-9600kは6コア6スレッドになります。
またi9-9900kを使用してアグレッシブなオーバークロックを楽しみたいって方は今回登場するZ390マザーボードでは供給電源が8ピン+4ピンの物がありますのでそちらを選択したほうが無難かもしれません。
コア数が増えたこともあり定格運用するには問題ないでしょうが昇圧していくと不安な場面があるかもしれませんね。
まとめ
先代より確実に性能は上がっているとは思いますが、i9-9900kの予約価格が65980円とお値段も立派で、ライバルとなるAMDのRyzen2700xと価格差が27000円近くあります。
自作上級者には選択の幅がありいいと思いますがすこし差が大きいかなと。(笑)
またi7-9700kも51480円と9900kとのバランスが微妙な気がします。
登場してみないとわからないところもありますから購入予定の方は楽しみにして待ちましょう。