Nvidiaの最新グラフィックスカード、RTX2080とRTX2080Tiが発売され各種ベンチマークスコアを目にする機会も増えてきました。
当初の発表からRTX2080Tiは少し遅れて先日27日にロンチされミドルハイにあたるRTX2070は10月登場予定になっております。
自作ユーザーなら最新のグラフィックカードは気になるパーツではありますが、安い買い物ではありませんので慎重になりますよね?
今回はRTX20シリーズは今買いなのか? それとも待ちなのか? これらを考えていきたいと思います。
RTX20シリーズの強み
最新RTX20シリーズには(リアルレイトレーシング)と呼ばれる新機能が搭載されており、水面や鏡などに写りこむ映像が今まで以上にリアルに描写されます。
また当然基本性能も底上げされてRTX2080で先代のハイエンドモデルGTX1080Ti同等か、やや上回る処理能力と言われています。
テンサーコアによりAIによる補足、新機能DLSS(ディープラーニングスーパーサンプリング)が搭載されている。
従来のSLIに代わるNVLINKが対応され2WAY(グラフィックカード2枚押し)時に2枚のカードを1枚と認識しRTX2080Tiならメモリが11GBなので2枚で22GBを使用可能。
RTX2080Tiでは遂に1枚で4k時リフレッシュレート60が可能に。
これらを考慮して買いか、待ちかを考えます。
購入すべき人
自作を愛し常に最強を考えるゲーマーなら最新のタイトルを最高の環境でプレイしたいはず、新機能のレイトレーシングやDLSSに対応した最新の映像を満喫したい、VRなども余裕で対応できるでしょう。
特に高解像度4kでのプレイを想定しているならば間違いなくおススメです。
ここまでのプレイ環境を考えている方なら価格を気にしていないででしょうから2WAYで贅沢にプレイされるのでしょうか?
来年2月に配信予定のPC版エースコンバット7は4kのスケーリングアップ200%に対応して8kに、さらにはリフレッシュレート無制限らしいです。
RTX2080TiでNVLINKがこの上なく活躍しそうなタイトルですね。(笑)
待ちの理由
大半の方はしばらくは様子をみるかと思いますがその理由はなんでしょうか?
まずは価格面での理由だと思います。
RTX2080であっても国内で12万円から価格はかなり高額でありコスパがいいとは言い難いですね。
フルHD環境であれば1080Tiと大差がない2080は魅力に薄れ、RTX2080Tiはさらに高く19万円近くします。
また売りであるレイトレーシングはまだ使えません。Windows10が対応してないので10月になって、対応のタイトルでなければレイトレーシング、DLSSは使えないんですね。
4kに対応したモニターでなければ高解像度でプレイも出来ないため新たに用意するにはかなりの出費になります。
フルHD環境でプレイするタイトルが最新ではない場合、正直RTX20シリーズはまだ早いとも思います。
価格面から投げ売りされているGTX1080Tiを購入するのも情弱と言われようが私は良い考えだと。
少なくとも新機能であるレイトレーシングやDLSSの真価を見てからでも遅くはないかと思いますよ。