20日に正式発表されたGeForce RTX20シリーズはRTX2080Ti RTX2080 RTX2070が9月20日に揃って発売が決定しました。
20日の発表後即日予約開始になっております。
GeForceRTX20シリーズ
RTX2080Ti RTX2080 RTX2070
GPU TU102 TU104 TU106
プロセス 12nmfinFET
コア数 4352 2944 2304
TMU/ROP 272/88 184/64 144/64
ベースクロック 1350MHz 1515MHz 1410MHz
ブートクロック 1545MHz 1710MHz 1620MHz
メモリGDDR6 11GB 8GB 8GB
バス幅 352bit 256bit 256bit
メモリクロック 3500MHz
有効メモリクロック 14000MHz
メモリ帯域 616GB/s 448GB/s 392GB/s
TDP 250W 210W 170W/180W?
価格 999ドル~ 699ドル~ 499ドル~
だいたい予想通りのスペックで登場です。
同時発売の3モデル以外のRTX2060 RTX2050は9月20日以降に発売が予定されていると思います。
10月以降かな?
最新のハイエンドグラフィックスカードのRTX2080Tiがこんなにあっさりと登場してくると他にも隠し玉があるのかと思ってしまいますね(笑)
新たな3Dグラフィックス技術
nVIDIAが今回発表したRTX20シリーズでは新たにRaytracing(レイトレーシング)という3Dグラフィックス技術を強調して推しております。
簡単に言えば照明や太陽光、水面や鏡面の物体に写りこんだ映像がよりリアルに描写されるんだと思います。(たぶん)
見ていただいた方がわかりやすいです。(笑)
このリアルレイトレーシングに関してはGTX1080Tiと比較してRTX2080Tiは6倍高速らしいです、、、
レイトレーシングに関してはバトルフィールド5以外にもシャドウ・オブ・トゥームレーダー、ファイナルファンタジー15など20ほどのタイトルが対応予定です。
Founders Edition
従来のFouners Editionといえばリファレンスモデルでブロアーファンを採用し、外排気でしたが今回はちがいます。
なんとツインファンを採用して内排気型です。
バックプレートもカッコよくかなり作りがよさそうですね。
しかもブートクロックはOCされてリリースされ今までのイメージとは一味ちがうFouners Editionとなっております。
その他ではSLIが廃止されNVrinkが新たに採用されています。
NVrinkは最大マルチGPUは2WAYまでのサポートなので注意してください。
マルチGPU環境を構築するにはNVrinkbridgeが必要となってきます。
「VIRTUALLink」対応によってUSB type-Cが装備されております。
これから発売されるHMDはVIRTUALLinkに対応されることが期待できそうで、対応されればこれ一本で接続が済む大変便利な規格です。
すでに予約が開始され発売が楽しみなRTX20シリーズですが、ベンダー各社は早くもオリジナルファンモデルをリリースしております。
日本国内ではまだみたいですが開始されましたらまたご紹介できたらと思います。
【追記】日本国内では8月28日予約開始で9月20日発売
nVIDIAの最新のグラフィックボードRTX20シリーズの日本国内での予約が8月28日から始まることが決定しました。
国内ではRTX2070の発売は10月以降となり、28日からの予約はRTX208TiとRTX2080のみとなるようです。
20日の正式発表後公式から1080と2080を比較したベンチマークを公表しておりますが、最新のタイトルで4k解像度では1080Tiより2割程度パフォーマンスが上がり、Turing世代のRTコアとテンサーコアでの新たな技術「DLSS]を使用すれば2倍近くパフォーマンスは上がると公表されております。
ベンチマーク通りの性能なら4k解像度ではRTX2080Tiは爆速のTitanVを2割程度引き離すほどの性能です。(笑)
「DLSS]対応のタイトルはこれから発売されるもの以外に発売済みの物も対応していくとのことです。全てではないとおもいますが。
遂にカード一枚で4K/60FPS/HDRネイティブの時代が到来しました。
なお28日の予約開始がAmazon以外にあるのか、ないのか、公式にAmazonサイトの記載があったのでAmazonでは受付があると思います。
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